夢は北海道への凱旋、そして年収1億!【Yes!アキト(後編)】

でんぱ組.incのファン

アキト:アイドルが好きなわけじゃなくて、『でんぱ組.inc』が好きなんです!

――でんぱ組の魅力を教えてください。

アキト:メンバーはもともと引きこもりやオタクだったりするんですけど、そんな人間がちゃんと努力をしたら、その延長線上にあれだけ輝けるアイドルになれるんだ、辿り着くことができるんだ、っていう説得力ですね。

――熱いですね。

アキト:今までの人生でそういう何かにハマったことがなくて。自分の芸人としての活動にも影響を与えています。

――例えば?

アキト:お笑いライブに来ているお客さんがどういうことを求めて来ているんだろうとか。でんぱ組にハマるまで、わかんなかったんです。ハマってからは「でんぱ組がこういうことをしてくれたら」「こういうサービスがあったら嬉しいな」っていう感覚が出てきたんです。

――ファン目線に立てる。

アキト:自分が今まではお笑いやるときに「笑わせりゃいいだろう」と思っていただけだったんです。それ以外のサービスの提供方法があるんだと教えてくれたのがでんぱ組ですね。

――なるほど。

アキトグッズを売っているのもその一環なんです。「ダブルパチンコって書いてあるパーカー、欲しいかな」とか(笑)。

――(笑)

アキト:お客さんに対して一方通行じゃなくなった感じがあります。好きになって本当に良かったですね。活動の指標になってます。

特技はたこ焼き

――特技はありますか?

アキト:札幌時代、すすきののたこ焼き屋さんでバイトしてたんで、めっちゃ美味しいタコ焼き焼けます。

――本場は大阪のイメージですが……。

アキト:すすきのは観光地ですから、めちゃくちゃ忙しいんです。出前もやってましたし。そのなかで『焼き』を担当してましたから。自信あります。

――テレビでもその実力を披露して欲しいですね。

アキト:チャンスがあれば是非やりたいですね。

ちょっと変わった趣味

アキト:暇なときは、スーパー銭湯とかサウナに行きます。水風呂大好きなんですよ。

――そうなんですね。

アキト:そのために高尾山口に行ったり。あ、幸手にもいいのがありました。

――例の遠出の幸手ですね(笑)。

アキト:あと、めちゃくちゃ気持ち悪い趣味なんですけど……。

――公序良俗に反してなければ、是非お聞かせください(笑)。

アキト:晴れた日に、イヤホン付けて、雨音を流しながら歩くのが好きなんです。

――あまり他では聞いたことがない趣味ですね。

アキト:晴れていれば晴れているほどいいんですけど、そのなかで「ザーッ」って。めちゃくちゃ気分がいいんです。

――気分がいいものなんですか?

アキト:なんて言うんでしょう? 水族館とかで、全方向が水槽になっている通路あるじゃないですか。そこを歩いているような気分に近いですかね。自分ひとりの世界になれます。

――おすすめですか?

アキト:僕はおすすめです。是非、晴れた日に雨音を聴きながら歩いてみて欲しいです。

――変わった趣味ですが、菅田将暉さんあたりが言ったらかっこよさそうな気もします。

アキト:あ、バレました? そうなんです。Yes!アキト、中に二枚目が住んでるんです……(笑)。

――(笑)

お金が自由に使えるなら?

アキト:目標は『年収1億』なんです。

――いいですね!

アキト:ネタ帳の1ページ目に3つ目標が書いてあるんです。『年収1億』『でんぱ組.incと仕事』『北海道でレギュラー番組』。

――では、お金があったらどうしましょうか?

アキト:自分の温泉が欲しいですね。自分だけのスパ施設が欲しいです。別荘を建てて、あ、いや。別荘って言うとめちゃくちゃ遠くになっちゃうんで、自分の家から電車で20分くらいのところですかね。

――お金があっても電車を使うんですね(笑)。

アキト:それと、仕事と遊びの部屋を分けたいです。今、ロフト付きの1Kに住んでいるんですけど、『仕事』『寝室』『何も考えなくていい場所』3つどうしても分けたくて……。

――仕事はネタ作りですか?

アキト:はい。他にもYouTubeの動画編集とか。どうしても分けたくて、この間、ぼんやりとした照明を買いました。

――どういうことですか?

アキト:普通の電気をつけているときは仕事モードで、ぼんやりした照明を付けているときはダラダラモードみたいな。

――切り替えたいタイプなんですね。

アキト:そうなんです。それでこの間、ギャグが足りなくて、切羽詰まってホテルに2泊缶詰してギャグ作りました。

――2泊! 結果はいかがでしたか?

アキト:意外とできましたね。缶詰、良かったです。

怪奇!Yes!どんぐりRPGの活動も

――『サツマカワRPG』さん、『どんぐりたけし』さんと、3人で『怪奇!Yes!どんぐりRPG』というユニットを組んでいます。2人はケイダッシュステージ、Yes!アキトさんだけサンミュージックと1人だけ事務所が違いますが……。

アキト:偉いもんでみんなピン芸人なんで、性格ですかね? それぞれそこまで大きな問題にはなってないです。

――そうなんですね。

アキト:メリットもあります。エピソードトークのときに、切り口のひとつにもなったり。「お前らケイダッシュはさー」みたいな。

――ピンとトリオの違いは?

アキト:自分のなかでは、ピンの活動を立たせるためのトリオですね。ピン芸人『Yes!アキト』をより高みに持っていくためのトリオ。トリオのときの方が確実に肩の力が抜けていますね。

――それが良い方に転がる可能性もありますね。

アキト:自分ひとりだったらできなかったような仕事もいただいてます。

――なるほど。

アキト:でも実は、デメリットも最近出てきて……。ギャグがお互い似てくるんですよ。気づいたらサツマカワのギャグにそっくりなのやってたりして。逆もあったり。ナチュラルにそういうことが起きてます(笑)。

――気をつけないといけないですね(笑)。

アキト:もちろん、3人ともバラバラの要素ももちろんあるんです。どんぐりたけしは1番華やかで。サツマカワRPGは1番斬新ですね。1番面白いのは、Yes!アキトです!

――(笑)

今後の目標は?

――やってみたい仕事はありますか?

アキト:北海道で仕事がしたいです。僕、北海道が嫌いで出てきたわけじゃないんです。東京の方がお笑いのレベルが高いので。東京に行って面白い人と戦わないとって思って出てきたんで。

――北海道でどんな仕事をしたいですか?

アキト:最近ロケとか楽しくて。ライブと違って初対面の人の前でふざけるのが面白いなって思って。刺激的で。だから、北海道でもロケ番組がやりたいですね。北海道は食べ物もイジる材料もいっぱいありますし。

――なるほど。

アキト:あ! あと、北海道でネタ番組やりたいです。北海道で面白い芸人さんがやめるのをいっぱい見てきたんです。そういう彼らが日の目を浴びずにやめるのを食い止めたいです。いろんな才能がなくなっていくのはイヤなんで。

――今後、どんな芸人さんになりたいですか?

アキト:40歳、50歳とかになったときに、ギャグをめちゃくちゃやってて、ウケはするんですけど……。例えば15個ギャグやったときに、2、3個めちゃくちゃトガッてるギャグをやってても面白いなって。「まだコイツこんな感じでやってるのか」って言われて。『年取ってもトガッてる人』ってのに最近憧れてて。でもそのなかで『ギャグ』だけはブレずにやっていきたいなって思ってます。

――最後にみなさんにお伝えしたいことはありますか?

アキト:ダブルパチンコのやり方だけは、みんなちゃんと勉強して欲しい!

――勉強します(笑)。


ギャグというものは長くても15秒程度、短いものなら一瞬で終わる。しかし、インタビューでそのギャグとギャガー本人を紐解いていくと、時間がいくらあっても足りない。ロジカルなギャガー、Yes!アキトであればなおさらである。しかし、残念ながら今日はここまで。Yes!アキトのコーヒーブレイク・インタビュー、以上!