たけるさんのペット・デグー
――デグーとはどんな動物なんですか?
たける:げっ歯類なんですけど。ハムスターのいとこみたいなヤツで。めちゃくちゃ頭がいいんですよ。帰省本能があって。
――帰巣本能ですね(笑)。
ショーゴ:実家に帰ってんじゃねーか(笑)。
たける:ハムスターってケージから出してしまったら帰ってこないんですけど、モモちゃんは、あ、モモちゃんていうんですけど(笑)。覚えてて、帰ってくるんですよ。
――それはすごいですね。
たける:自分の名前も覚えますし。
ショーゴ:「モモちゃ~ん」って言ったら来るの?
たける:来る来る。あと、瓶にお菓子を入れて、カラカラ鳴らすと来るんです。なんて言うんでしょう……、あの……、とにかく頭がいいんです!
――(笑)
ショーゴ:お前の説明が頭よさそうじゃねーな(笑)!
――いろいろいるなかで、なぜデグーを?
たける:頭がいいのを知って、やっぱり、懐いて欲しいと思って。
謎の男・ショーゴ
――ショーゴさんはSNSなどやられていないというのもあって……、謎多き男ですよね。
ショーゴ:あー……。そういうのやってないのは、トガッていたころの名残ですね。
――もちろん、やらなくてはいけないということはないんですが。
ショーゴ:でも実は、やりたいんです。インスタとかやりたくて、たまんないんです……。
――(笑)
ショーゴ:そういう光を放つ人種とは絡んで来なかったんで……。自分も光を放っていきたいんですけど。
――夏の海が似合う男を目指しているわけですから、是非、光を放って欲しいですね。
ショーゴ:確かにイヤですね、それで根暗なの。フィジークの大会に出ても俺だけだ、そんなヤツ(笑)。
――(笑)
ショーゴ:どうやったらいいんですかね……。考えちゃうんですよね。俺がつぶやいて、いったい誰が喜ぶんだって。「今日もライブありがとうございました。楽しかったです」って……。何人が喜ぶんだろうって。
たける:そんなんじゃないじゃん、Twitterとか。普通に適当なことつぶやけばオッケーじゃん。
ショーゴ:実はTwitterもアカウントは昔作ったんですけど、「いまどうしてる?」の質問にいまだに答えられてなくて。
――(笑)
たける:YouTube始めるのも、ちょっと抵抗ありましたからね。
ショーゴ:でも、YouTubeに関して言うと、ネタを配信してるんで。instagramとTwitterはホントにもう、自分を発信するっていうのが……。
――でも、それもショーゴさんの個性ということでいいのかもしれません。
ショーゴ:いや、フィジークの大会出たらやります!
――おお、言いましたね!
たける:それがイヤでフィジークの大会に出ないとかやめてよ(笑)?
(※ショーゴさんは取材後の3月20日にTwitterを始められたようです)
コミュニケーションが苦手?
――謎めいた男・ショーゴさんの実態をたけるさんから教えてください。
たける:そうですね……。コミュニケーション能力がすっごい低いですね。
――(笑)
たける:会話も否定から入る、みたいな。
ショーゴ:熱くなっちゃうんですよね。
たける:そう、ピュアなんすよ。自分の思ってることバッて言っちゃうんです。
――上手にウソがつけない。
ショーゴ:先輩に「今日の俺らのネタどうだった?」って聞かれたときとか。褒めた方がいいんだろうなあって、頭でわかってるんですけど、「あそこは絶対こうするべきです」ってすぐ言っちゃうんすよ。
たける:まず第一声でね(笑)。
ショーゴ:普通、褒めてから落とすと思うんですけど、落としてから褒めちゃったりして。
たける:ピュアなんで、褒めてるときは本当に褒めてるんですけどね。
――では、ショーゴさんに褒められたら、それはお世辞じゃないってことですね。
ショーゴ:コミュニケーションが苦手って意味では、以前、サンドウィッチマンの伊達さんにお寿司をごちそうになったときにも、失礼なことしちゃって。
たける:伊達さんが醤油をこぼしちゃって、ご自分の服にかかっちゃったんですよ。普通はまず「大丈夫ですか?」とかじゃないですか。でもコイツ、間髪入れず「どうしようもねえやつだな!」って。
――ええ(笑)!
たける:伊達さん優しいから笑ってましたけど。あれ絶対違ったから。
――どういうニュアンスだったんですか?
ショーゴ:ホントにそう思ってるわけじゃなくて、ツッコミのつもりだったんですけど。盛り上げようと思って……。
――伊達さんが優しくてよかったです(笑)。
ショーゴ:今までの人生で先輩と絡んでこなかったんで、先輩ってどういうものかわからなくて……。
――他の先輩から注意されませんか?
たける:そういうときもありますけど、永野さんは、逆にそういうヤツが好きですね(笑)。
ショーゴ:永野さんに関して言えば、たけるの方がハマってないかも(笑)。
たける:確かに(笑)。
――では、ショーゴさんと仲良くしたい人はどうすればいいですか?
ショーゴ:ゴールドジムですね。筋肉で会話しましょう。
――(笑)
お金が自由に使えるなら?
たける:海外行ってみたいですね。
――これまでに海外経験は?
たける:ないんですよ。仕事でもプライベートでも。カジノに行ってみたくて。カジノならどこでもいいです。アメリカでもどこでも。
――なぜカジノ?
たける:やっぱり、あれってひとつのエンターテインメントじゃないですか。それを体験してみたいです。
ショーゴ:いやいや。ギャンブル好きなんですよ(笑)。
たける:やめろ! 今我慢してんだから!
――ショーゴさんは?
ショーゴ:俺も海外ですね。
――ショーゴさんは海外経験は?
ショーゴ:中学のときに、親父の社員旅行でハワイに行って。それだけです。
――海外のどこに?
ショーゴ:ベニスです。ベニスビーチ。アメリカの。カリフォルニアのベニスに、ゴールドジムの第1号店があるんですよ。
――(笑)
ショーゴ:アーノルド・シュワルツェネッガーも通っていたっていう……。
――そういえば、もともと高校卒業後は、留学希望でしたね。
ショーゴ:そのとき留学しませんでしたから。筋肉留学ですね(笑)。
たける:仕事でも、海外行ってみたいですよね。プライベートだとどうしても観光地になっちゃいますけど、仕事だったら観光地じゃないところも行けるじゃないですか。誰も足を踏み入れたことがないところとか。
ショーゴ:この仕事してるからこそだよね。
やってみたい仕事は?
――海外の仕事ももちろんですが、他にやってみたい仕事は?
たける:僕はずっと言ってるんですけど、『昼めし旅~あなたのご飯見せてください~(テレビ東京)』に出たいですね。
――それはなぜ?
たける:なんか、『ザ・芸能人』みたいな感じがするんですよ。ああいうの憧れますね。街ブラ系とか。あんまりお笑いお笑いしてない感じの。
――ショーゴさんは?
ショーゴ:俺はやってみたい仕事が『漫才』だったんですよ。でも漫才はテレビにも少し出させていただいたんで……。今は『SASUKE(TBS)』ですね。
――完全に筋肉タレントに移行し始めてますね(笑)。
ショーゴ:俺、運動神経悪いんですけど、俺みたいなヤツが筋肉つけてどのくらいできんのかって、試してみたいんです。昔から見てましたし。
最終的にどんな芸人さんになりたい?
ショーゴ:芸人から面白いって思われたいってのはありますね。
――前編で出てきた、M-1グランプリ敗者復活の話にも共通しますね。
たける:あと、セクハラが許されるようなおじさんになりたい(笑)。
――愛されるキャラってことでしょうか(笑)?
たける:そうですそうです(笑)。
ショーゴ:あと、最後にこれだけ伝えたいんですけど……。
――なんでしょうか?
ショーゴ:過去の俺を知ってる人に「ショーゴはもうトガッてないぞ」と伝えたいです。
たける:それ大事かも(笑)。
ショーゴ:あの頃の俺はもういないんです。俺、みんなに謝りたいんです。インスタも始めたいんです。
――(笑)
ショーゴ:みんな、俺に話しかけて欲しい。
――わかりました。私もなるべくたくさんの人に伝えます(笑)。
2人のプライベート、そして、謎めいた男・ショーゴさんの本心を垣間見ることができました。ショーゴさんに出会った方は、是非話しかけてみてください。きっと、トガッていない笑顔をみせてくれると思います。東京ホテイソンのコーヒーブレイク・インタビュー、以上!
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