ヨイショで目指せ、全国区!【コネオ・インターナショナル(後編)】

前編は、芸人を始めたきっかけ、2度の解散、そして改名などなど、紆余曲折の芸人人生を聞いてきました。後編はネタの話、子ども時代、趣味、今後の目標などを聞いていきます。コネオ・インターナショナルに……、コーヒーブレイク・インタビュー!

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートによるインタビューとなっております。画像は、リモート画面のキャプチャーと、ご本人よりご提供いただいたものを掲載しております。

(リモートインタビュー キャプチャー画像)

50音でヨイショ!

――前編でも話題に出ましたが、『おもしろ荘2020』に出演しました。

コネオ:はい。50音でヨイショするというネタで。

――反響はいかがでしたか?

コネオ:やっぱり今までで1番ありましたね。

――かなり知名度も上がったのでは?

コネオ:そうですね。飲んでてたまに声かけられたりします。50音ネタ、めちゃめちゃ振られますね。1回やっちゃうと歯止め効かなくなっちゃって……。1時間半やったりしたこともありました。

――長い(笑)。

コネオ:みなさんすぐ意地悪してくるんです。同じ言葉連発したり(笑)。

――当然、そうなりますよね。

コネオ:結局グダグダになって終わります。「できてねーじゃねーか」がオチになって。僕がどしゃぶりの雨に打たれたのかと思われるくらい汗かいて終わるっていう(笑)。

50音以外のネタは?

――50音のネタ以外では、主に漫談をされている印象です。他のスタイルには挑戦したんですか?

コネオ:ピンになりたてのときは、コントもやりました。『後輩気質なボクサー』という設定で、パンチしながら「すいません!」、パンチ受けて「ありがとうございます!」みたいな。

――(笑)

コネオ:そのネタで『有田ジェネレーション』さんのレギュラーを勝ち取りました。

――同じ事務所の『いかちゃん』さんと『いかちゃんとコネオ』というコンビを組んで活動もしています。その経緯は?

コネオ:事務所ライブの前説が持ち回りなんですけど、たまたま僕といかさんが2人でやることになって……。

――コネオさんの方が、いかちゃんさんより先輩ですよね?

コネオ:はい。僕の方が先輩なんですけど、僕は後輩なんで……。

――ややこしい(笑)。

コネオ:で、前説出たら、僕といかさんの服装が蝶ネクタイ・サスペンダー・短パンで、まったく一緒だったんです。それを見たマネージャーさんに「1回2人でネタ作ってみたら?」って言われまして。

――なるほど。

コネオ:それで『有田ジェネレーション』さんに出演させていただいたり、『M-1グランプリ』さんに挑戦したりしました。

――手応えはいかがでしたか?

コネオ:『M-1』さんは1回戦は良かったんですけど、2回戦でネタを変えたら全然ウケなくて(笑)。

――今後は、いかちゃんさんとやっていくんですか?

コネオ:特に何か考えているわけじゃないんですけど、相性は悪くないと思ってます。天真爛漫な若い女の子と、なぜかその子を尊敬しながら振り回されるおじさんっていう構図はいいなと思ってて。

――コネオさんは『R-1ぐらんぷり』はどう考えているんですか?

コネオ:正直、競いたくないです(笑)。もし私が受かってしまった場合、だれかが落ちてしまうっていうのは申し訳ないんで。

(いかちゃんとコネオ)

YouTubeチャンネルを開設

――5月上旬にYouTubeチャンネル『コネオのヨイショ人生』を開設しました。

コネオ:最初は抵抗あったんです。人のチャンネル出るとかはいいんですけど、自分のチャンネル作るというのは……。テレビに出たいって意欲も強かったですし、YouTubeさんで何やっていいかわからなくて。

――そんなコネオさんがなぜ?

コネオ:自粛になっちゃって、それこそやることもないんで。見切り発車ですけど、頑張ってやってみようかなと。

――でも、テレビにも少しずつ出始めて知名度も上がってきているので、タイミングとしてはよさそうですよね。

コネオ:そういう意味ではちょっと遅かったかもしれないと感じてます。

――料理の動画も上げられています。料理、得意なんですか?

コネオ:得意じゃないけど嫌いじゃないって感じです(笑)。昔『つぼ八』さんで7年くらいバイトしてたんで、まかないとか、できると言えばできるんですけど。

――ずばり、得意料理は?

コネオ:得意料理となると『つぼ八』さんのじゃないんですけど……、『伝説のすた丼屋』さんは、完全再現できます(笑)!

――急展開(笑)。

コネオ:それから、今バイトしている店がミシュランさんの1つ星の中華料理屋さんなんですけど、そこは炒飯が美味しくて。なんでそこでバイトしてるかっていうと、矢作さんがその店が好きで。味を盗むためにスパイとして送り込まれているんです。

――(笑)

コネオ:ゆくゆくは矢作さんの家の近くで、僕がお店を出すことになっています(笑)。

――今後、どんな動画を作っていく予定ですか?

コネオ:『万物の後輩』なんで、助けて欲しい方とか、手伝って欲しい方とか募集して、手助けできればいいなって思ってます。謝りたい人の代わりに謝るとか。自粛が明けないとできないんですけど。

――レンタル後輩ですね(笑)。

トラウマを作ってしまった子ども時代

――どんな子どもだったんですか?

コネオ:めちゃくちゃシャイでしたね。

――意外ですね。クラスの人気者タイプかと思っていました。

コネオ:シャイになったきっかけは、はっきり覚えているんです。僕、小さい頃にピアノさんをやらせていただいてて。発表会があるんですけど、暗譜でピアノさんを演奏しなくちゃいけないんですね。そこで、全部飛ばしたんですよ。

――何歳のころの話ですか?

コネオ:小学校2、3年生のころです。半ズボンでまさに今みたいな格好して(笑)。舞台に上がって、一礼して、ピアノさんの前に座って、弾き出して……。開始3秒くらいでトチって、そこから1個も思い出せなくなって、頭真っ白になって、そのまま泣きながら退場するっていう……。

――ツラい思い出ですね……。

コネオ:物凄いトラウマで。それまでは『人前』っていう感覚もなかったんです、多分。でもそこからははっきりと『人前が怖い』ってなって……。それでシャイになっちゃいました。すごく赤面症ですし。

――ピアノはそれからどうしたんですか?

コネオ:多分「辞めたい」って言ったと思うんですけど、お母さんに「続けなさい」って言われて。ムリヤリやってました。

――お母さんにしてみれば、その事件で辞められてしまうのは、教育として良くないと判断したのかもしれません。

コネオ:そうなんですよね。『ここで辞めさせてしまってはこの子は何も乗り越えられなくなる』と。確かあのときお母さんも泣いてたんじゃないかな……。

――今、ピアノはどのくらい弾けるんですか?

コネオ:結局中学までやったんですけど、今弾けるのは『戦場のメリークリスマス』のみです(笑)。

――『スッキリ』の『#スッキリ自撮りネタフェスティバル』でも披露していました。

コネオ:『戦場のメリークリスマス』だけは、自分で「弾きたい」って言って弾いたんです。曲が好きだったんで。イヤイヤやってたんで、他の曲、覚えていないんですよ(笑)。

高校時代には今の芸風を確立?

――しかし、インタビュー前半のお話によると、高校生のころにはお笑い芸人を目指します。どんな変化があったんですか?

コネオ:中学時代に仲良くなった先輩がいて、その先輩と同じ高校に行ったんです。そしたらその先輩が、高校で生徒会に入ってて。「お前も生徒会に入れ」って。ムリヤリ入れられました。

――もう後輩キャラなんですね(笑)。

コネオ:正直、生徒会に入るのは嫌だったんです。生徒会に入るってことは、全校集会とかで人前に出なくちゃいけないんで。

――なるほど。

コネオ:そしたら、その先輩がふざけて、僕に舞台上でいろいろ無茶振りするんですよ。僕は操り人形で変なことばかりやらされてたんですけど……、それがウケるんですよ(笑)。

――本当に今のキャラとまったく変わらない(笑)。

コネオ:それで、学園祭のときに『かっこいいヤツ』とか『面白いヤツ』を決める投票の企画があって。僕は操り人形として目立ってたんで、『面白いヤツ』で1位になりまして……。

――すごい!

コネオ:僕も『面白いヤツ』に選ばれちゃって、人前でウケるのが気持ちよくなったっていうのと、プラス、前半でお話した『アンタッチャブル』さんが出ていた『M-1グランプリ』さんを見て「芸人やりたいな」って思うようになりました。

ボートで全国大会へ

――スポーツは何をやられていたんですか?

コネオ:小中とバスケを。

――実力は?

コネオ:普通ですかね。シックスマンでした。6人目の選手。

――補欠ですね(笑)。

コネオ:高校でもバスケをやろうと思ったんですけど、そんなに強くないところで。どうしようかなと思ってたら、河口湖に近い高校だったんで、ボート部がありまして。

――珍しいですよね。

コネオ:入学したときに「ボート部入ったら推薦で大学入れるよ」って先輩に言われまして。「へ~。大学入れるんだ~」みたいな感じで始めました(笑)。

――ボートはどんな競技なんですか?

コネオ2000mをどれだけ速く漕げるかっていうスポーツです。その2000mのなかで、観客が見られるのは最後の100mくらいで。最初の1900m、まったく誰も見てない状態で競い合うんです(笑)。

――競技の人数は?

コネオ:1人乗りもあれば8人乗りもあるって感じで。僕は4人乗りが1番多かったです。

――そのボートで結果を残します。

コネオ:高校のときは全国大会準決勝止まりで。大学に行っても続けるんですけど、大学で全国大会4位になりました。

――大学は、やはりボートの推薦で行くんですか?

コネオ:はい。高校のとき仲良くしていただいた先輩が大学でキャプテンになってて、その先輩が僕を監督に推してくれてって感じです。

――やはり後輩キャラ(笑)。公式プロフィールの特技欄には『井の頭公園で誰よりも早く自由自在に乗りこなせます!』とありますが……。

コネオ:井の頭公園で、突風が吹いてる日があって。カップルの船が難破してたりしてたんですけど。僕は自力で帰ってきましたね(笑)。

――(笑)

コネオ:オールひとかきで一回転とかできますし。

――是非、機会があればその実力を見てみたいです。