多趣味な2人のノリと絆【キズナ(後編)】

前編は、お笑いを始めたきっかけ、それぞれのコンビが解散するまで、コンビ名の由来などを聞いてきました。後編は、それぞれの子ども時代、たくさんの趣味、これからの目標などを聞いていきます。キズナに……、コーヒーブレイク・インタビュー!

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートによるインタビューとなっております。画像は、リモート画面のキャプチャーと、ご本人よりご提供いただいたものを掲載しております。

(リモートインタビュー キャプチャー画像)

小野さんの子ども時代

――小野さんはどんな子どもだったんですか?

小野:出身は神奈川なんですけど、小学校の途中で栃木に引っ越しました。スポーツばかりしてましたね。野球を小中と。外野手でした。

――今も野球は得意なんですか?

小野:それなりにはできると思うんですけど。高校ではやってなかったんで。野球部がない高校だったんですよ。

――野球部がないって珍しいですね。

小野:校長先生がバットが危ないって言って……。

武田:何か事件でもあったの(笑)?

――高校では何をされていたんですか?

小野:何もやってなかったですね。みんなの太陽だったので、クラスの中心にいました(笑)。

――(笑)

小野:けっこうやんちゃなグループで遊んでましたね。

――いわゆるヤンキー?

小野:いやいや。僕自身はヤンキーではなかったです。親も真面目だったんで。周りには多かったですけど。

武田さんの子ども時代

――武田さんはどんな子どもだったんですか?

武田:さっき(前編)も話した通り、小学校5年生までイジメられてました

――『とんねるず』さんに救われた話ですね。

武田:でも、6年生のときに児童長(生徒会長)になったんです。そこから人生V字回復しまして……。

――V字回復の要因はなんだったんですか?

武田:恥ずかしいんですけど。イジメられてるのを『笑いを取ればいいんだ』っていう方向に変えて。テレビの真似事したり、『キャイ~ン』さんのモノマネをしたりして、そこからみんなと遊ぶようになりました。

――すごいことですよね。

武田:中学からは『SLAM DUNK』に憧れてバスケ部に入って……、めちゃめちゃモテてましたね。

小野:え~(笑)?

武田:卒業のときに、普通に第2ボタンとかなかったですから。

――なぜ急にモテるようになったんですか?

武田:めちゃめちゃイケてるグループに入ってたんですよ。ズボンちょっと太くして、スタンスミス履いて、リストバンド付けて、ヘッドホン首にかけて、スケボーで学校行くみたいな。僕、スケボーで学校行ってたんです(笑)。

――(笑)

武田:1コ下の可愛い女の子に急に電話して付き合ったりしてました。「武田だけど」って言ったら向こうもわかるみたいな。

小野:(笑)

――高校ではどうだったんですか?

武田:高校もバスケ部で。そこからさらにモテるようになって。

――ええ(笑)!

武田:進学校だったんですけど、最初のクラス編成で、初日にクラスで1番可愛い子に声かけて。1週間後には付き合ってました。

――すごいですね(笑)。

武田:高校で応援団長もやってました。応援団長って人気者がやるじゃないですか(笑)。

――小野さんのクラスの人気者っぷりが霞みますね。

小野:めちゃくちゃ太陽でしたけどね!

武田:さっきから『太陽』ってのやめなよ(笑)。

――いわゆる『陽キャラ』だったんですね。

武田:告白されたこと2桁あります。僕、告白されたこと、2桁あるんですよ。

小野:2回言った(笑)。

――アピールしてくるあたり、『モテない側』の口ぶりに聞こえますが……。

武田:芸人を始めてから、みんなすごく『ブサイク』ってイジってくるんですよ。最初は「冗談キツイぜ」と思ってたんです。『ブルドック』時代も半分ギャグでブサイクキャラやってて。でもあまりにもみんな言ってくるんで……。立ち振舞いが変わってきました(笑)。

――なるほど。

武田:自信があれば、意外と人間モテるんですよ。

――確かにそうなのかも知れません。

武田:高校のときの髪型は、丸坊主にライン2本入れてました(笑)。

『パズル&ドラゴンズ』でネット番組を

――『パズっていいかも!』という『パズル&ドラゴンズ』のネット番組をされていました。

小野:『パズドラ』は僕がずっとやってて。それで番組をやらせていただきました。

――実力は?

小野:全体で言うと、僕なんか真ん中くらいです。上の方の人たちはバケモンですよ。芸人のなかで言ったら上の方だとは思うんですけど。

――今でもやってるんですか?

小野:はい。リリース当初から今でもやってます。

――『マックスむらい』さんと初めてコンタクトを取ったときに泣いたとのことでしたが……。

小野:『パズドラ』やってるなかで、『マックスむらい』さん見て追いかけてたんで。憧れの人に会えて、思わず泣いちゃいました。

――武田さんはその涙を見て、どう思いましたか?

武田:なぜ相方は、赤いTシャツを着たおじさんを見て泣いているんだろうと……。昔、命を救われたのかな、って思いました。

小野:(笑)

武田:もちろん、今はすごい人だということは知ってます。

(リモートインタビュー キャプチャー画像)

ゲームで空気は読まない

――そもそもゲームはお好きなんですか?

武田:2人とも好きですね。YouTubeチャンネル『キズナライオン』でゲーム実況も始めさせてもらって。

――なるほど。

武田:そもそも、コンビ組んだきっかけのひとつがゲームだったんです。4人で住んでいたときに、そのなかで僕と小野ちゃんしか仲良くなくて。当時ライブも月1回あるかないかで。よく2人で中古のゲームを買ってきて、ずーっとやってましたね。

小野:1000円くらいで何本か買えるようなゲームですね。

武田:よく『大乱闘スマッシュブラザーズ』とかやってましたね。小野ちゃんが強いんです。

――そうなんですね。

武田:4人で住んでたんですけど、家賃は4等分じゃなくて。もともと1人の家主が多く払っていて、僕らは気持ち程度しか払ってなかったんです。だから『スマブラ』やっているときも、家主と勝負するときは、彼の顔色をうかがいながらやってて。

――接待『スマブラ』(笑)。

武田:でも小野ちゃんは、めっちゃ普通に家主をボコボコにするんですよ。そしたら家主が泣いちゃって(笑)。

小野:(笑)

――小学生のようなエピソード(笑)。

武田:余談でしたけど(笑)。とにかく、2人でゲームやって仲良くなったから組んだみたいなところありますね。

――小野さんは過去、『モンスターハンター』の芸人大会でも優勝しています。

小野:PSPのときに『次長課長』の井上さんと『麒麟』の川島さんが主催していた大会で優勝しました。

――当時、小野さんの知名度はかなり低かったのでは?

小野:芸歴2、3年目くらいで。「ガチで上手い素人が来たんじゃないか」ってなりました(笑)。

――家主を泣かす小野さんですからね。

小野:その辺の空気読まないっすね。勝負事になっちゃうと(笑)。

武田:(笑)

小野:ちっちゃいころから何するにも兄貴と競ってたんで。「負けたくね―!」って気持ちが強いんです。

ゲームは片手間にはやらない

――武田さんはゲームは得意なんですか?

武田:好きなんですけど、めっちゃ下手っすね。

小野:エンジョイ勢だね。

――武田さんが今ハマっているゲームは?

武田:『ゼノンザード』っていうアプリのカードゲームです。それは『レジェンド』というランクまで行きました。それと、昔から『ペルソナ』シリーズがめちゃめちゃ好きですね。全部やってます。

――なるほど。

武田:下手ですけど、ゲームに対して「これだけは」って思ってることがあって。めちゃくちゃやり込みはしますね。攻略法を調べたりとか。片手間にやるとかはないです。

――そうなんですね。

武田:嫌いなんすよ。わけわかんねえグラビアが片手間に仕事でゲームしてんの。

――急に毒づいた(笑)。

武田:2人とも嫌いです。

小野:(笑)

YouTubeチャンネル『キズナライオン』

――ゲームと言えば、先ほどYouTubeチャンネル『キズナライオン』の話が出ました。

武田:究極の手探り感を楽しんで欲しいですね(笑)。

小野:(笑)

武田:『ウンナンの気分は上々。』が好きで、小野ちゃんは『水曜どうでしょう』が好きなんです。あの感じをゲームチャンネルで出せたら嬉しいなと思っていて。楽しそうにふざけてる感じが僕は面白いと思っちゃうんで。

――なるほど。

武田:なかなかうまくはいかないですけどね(笑)。

――『キズナライオン』の『ライオン』はどこから来たんですか?

小野:これはゴー☆ジャスさんですね。

武田:もともとゴー☆ジャスさんが、僕らのコンビ名をダサいって言っていて。「ダサいからコンビ名を『キズナライオン』にしろ」って、もっとダサくしようとしてたんですよ。

――(笑)

武田:それを思い出して。せっかくもらったし、YouTubeで使おうっていうことで『キズナライオン』になりました。