前編は、駆け抜けて軽トラのこれまでや、コンビ名の由来などを聞いてきました。後編は、それぞれの子ども時代、趣味、これからの目標などを聞いていきます。駆け抜けて軽トラに……、コーヒーブレイク・インタビュー!
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートによるインタビューとなっております。画像は、リモート画面のキャプチャーと、ご本人よりご提供いただいたものを掲載しております。 |

いわゆる『じゃない方芸人』
――どうしても餅田さんのキャラクターが注目されるので、小野島さんはいわゆる『じゃない方芸人』と思われてしまいますが……。
小野島:そもそもコンビの話をいただいたときから、『まず餅田を表に出すように』という意識だったので、そういうもんだろうなとは思っていたんですけど、最近やっと『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ(フジテレビ)』とか『おもしろ荘(日本テレビ)』とかコンビで出させていただいて……。
――確かにコンビでのテレビ出演も増えてきました。反響はいかがでしたか?
小野島:反響すごかったですね。Twitterのフォロワーが700人から1900人に増えました。
餅田:私のTwitterは9000人から46000人に。
――(笑)
小野島:結局、餅田のピンの仕事が増えるっていう。これはどういうことなのかな? って感じです(笑)。
――小野島さんは、餅田さんのプロデューサー的な側面もありますよね。
小野島:餅田のピンのネタも僕がまず考えて、それを渡してやってもらってます。
――餅田さんとしては、コンビとピンと、違いはありますか?
餅田:本当に、1人で出ても喋れないし、面白く出来ないんで……。やっぱり小野島さんがいないとなんにもできないんです。それで、ピンの仕事がツラいときもありますね。
――ピンの仕事を断ったりしたことはあるんですか?
餅田:それを言うと、周りからは「そういうもんだよ」「今は餅田が行かないと」って言われるんで、頑張ってます。コンビの仕事がもっと欲しいです。
――経済的な格差は出てきているんですか?
餅田:差は出てるんですけど、小野島さんに考えていただいたものは後日私から振り込みってことになってます。なってますよね?
小野島:そういう約束にはなってるんですけど、まだいただいたことはないです。
――え(笑)?
餅田:すいません、お金の管理がちょっと苦手で……。必ず払いますから。
小野島:(苦笑)
餅田:私、本当にお金なくて、小野島さんに交通費借りたりしてて……。
――ヒドい(笑)!
小野島:そうなんですよ。僕に借りるんですよ。僕の方が稼いでないのに。
餅田:本当に申し訳ないです!
餅田さんの健康状態は?
――餅田さんは芸人として、その体型が大きな武器ですが、健康状態が気になります。
餅田:確かに、たまに手が震えちゃったりとかあるんですけど……。やっぱまだ若いので、全然余裕っす!
小野島:余裕ではないと思いますけど……。
――心配ですね。
餅田:でも、今はダイエットしてるんで、だいぶ健康に近付いて来てます。
――ダイエットのお仕事をしたり、本を出したりしていますが、今、ダイエットで悩んでいる女性にアドバイスがあるとすれば、どのようなことがありますか?
餅田:水はいっぱい飲む! 水をいっぱい飲むと、代謝が良くなって老廃物を出してくれます。
――なるほど。
餅田:あと、野菜はいっぱい食べる! 私は食べれないんですけど。
――え?
餅田:生野菜を食べる意味がわからなくて……。
――小野島さん、餅田さんはいつもこんなことばかり言ってるんですか?
小野島:そうなんです。いつもこういう感じです。餅田は、水も飲まないし、野菜も食わないですからね(笑)。
餅田:あと、好きな男の人の前だと頑張れるので、なるべく好きな男の人の前に行く!
――(笑)
小野島さんの子ども時代
――小野島さんはどんな子どもだったんですか?
小野島:僕はひょうきん者でした。小学校の卒業文集に『芸人になる』って書いてましたね。その夢はかなったので、イチロー選手や本田圭佑選手と同じタイプですね(笑)。
――しかし、『ひょうきん者』となると、今の芸風とはちょっと違う印象もありますが……。
小野島:もう少し、やかましかったみたいですね。
――部活は?
小野島:高校卒業まで、10年間、剣道をやってました。
――実力は?
小野島:中学の時に団体戦県内3位で。高校は県内でも有数のインターハイ常連校に行きまして。そこでキャプテンやってました。
――すごいですね。
小野島:ただ、ウチの高校の剣道部始まって以来だと思うんですけど、一度も試合に出ずにキャプテンになったんです。
――どういうことですか?
小野島:超暗黒世代のキャプテンだったんです。1個上と1個下は強かったんですけど……。
――(笑)
小野島:補欠にも入れなかったんで。応援席仕切ってました(笑)。
餅田さんの子ども時代
――餅田さんの子ども時代は?
餅田:親の前でいい格好したがるタイプというか、やってるように見せてやってないような、ずる賢い子でしたね。
――要領が良かった。
餅田:ピアノもずっと習ってたんですけど、実際あんまり練習してなかったりとか……。
――なるほど。
餅田:でも、元気いっぱいでした!
――それはなによりです(笑)。部活動は?
餅田:小中はバレーボールで、キャプテンやってました。
――餅田さんもキャプテン!
餅田:でも背が高くなかったんで、リベロで。なめられがちでしたね(笑)。
――高校は?
餅田:高校では合唱やってました。もともと声楽も習ってまして……。
――歌には自信あり?
餅田:カラオケですごい高い得点は出ないんですよね。鼻が詰まってるせいなのか……(笑)。私、絶対音感あるんですけどね。
――絶対音感!

餅田さんの絶対音感
――その絶対音感は何かに活かされたりしているんですか?
餅田:小野島さんがスチールパンという楽器を弾いてるんですけど、それで使う曲の楽譜起こしをやってます。あと、知ってる曲だったら楽譜見ずに即興でピアノで再現できます。
――過去には『芸能界特技王決定戦TEPPEN(フジテレビ)』にピアノで出場されたこともありましたよね。
餅田:あのときは緊張しちゃって、ボロクソになっちゃいましたけど(笑)。ピアノも頑張りたいです。
――餅田さんは音楽一家ということを伺いましたが……。
餅田:両親がオーケストラ奏者で、父がトランペット、母がファゴットを。
――楽器演奏者などの道に進もうとは思わなかったんですか?
餅田:ないですね~(笑)。
――(笑)
餅田:両親はすごく忙しくて、気付いたら海外に何ヶ月も行ってたりして。寂しかったっていうのもあるんですよね~。
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