ごあいさつ

このたびは、当サイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。

大輪貴史(おおわたかふみ)と申します。

2014年まで大輪教授という名前で、お笑い芸人として活動しておりました。

現在は、構成作家として、TV・ネット番組・イベント・お笑いライブの構成、若手お笑い芸人のネタ見せ、お笑い養成所の講師、アニメの脚本などをやっております。

私、他の作家さんに比べて、仕事の比率として『ネタ見せ』が多いんです。

ネタ見せでは当然、多くの若手芸人に直接会うわけですが……、そんな私の状況からか、業界関係者の方に「○○に詳しい芸人さんいない?」と聞かれることが非常に多いのです! 挨拶代わりに聞かれる。息をするように聞かれる。

場合によっては、ゲーム会社などクライアントさんからピンポイントで「ウチの○○っていうゲームに詳しいお笑い芸人さんいないですか?」なんてことも。

「○○って芸人に今度ウチの企画に出演してもらうんだけど、○○は何が好きなの?」と逆引きパターンもあったり。

……正直、知らん!

いや、まったく知らんというわけではないんですが、なかなかエレガントにお答えできていないのも事実で。こんなこと書いていると仕事に支障が出そうなもんですが、大丈夫です。はっきり言って私以外でも、エレガントに答えられる人って全然いないと思います。もちろん、聞かれたら可能な限りリサーチしますし。

例えば。仲のいい、たまに飲みに行く距離感の芸人の場合でも、それがゲームだとして、いちいちそいつのスマホにどんなアプリが入っているかなんて把握していません。それが普通でしょう。

たまに運良く趣味や特技を知っていたりもしますが、本当に運が良いか、私が紹介するまでもなくその芸人が界隈では有名なオタクか、そんなもんです。

テレビの人気番組の場合は、たくさんのプロダクションに「○○に詳しい人いませんか?」と募集をかけることもできます。もちろん、そのやり方が1番いいと思います。

しかし、みんながみんな、そうはできないのが現実というもの。YouTubeなど媒体が増えてきた昨今、予算もテレビほどかけられない、プロダクションのツテがない、そんな案件が世の中にたくさんあるのです。

だから、インタビューして先に聞いときます! そんでもってネットにアップしておきます! それでいいすか? どうですか?

「若手芸人を応援しよう!」などという素敵な考え方も……、なくはないけど、そんなにできた人間でもない。なんなら若手芸人の人気に便乗してサイトを運営しております。恥の多い生涯を送っている最中です。

なんやかんや言っておりますが。サイトに来られたみなさまには、メディアとしてシンプルに楽しんでいただければと。

例えば、野球を観たとして。たまたま付けたチャンネルで、たまたま知らない選手が打ったホームランと。「あの選手の息子さんは今日誕生日なんだ」というホームラン。同じホームランでも後者の方が観てる側としてはいいと思うんです。

芸人も、その『人となり』を知りながらネタを見たら、より楽しめるんじゃないかと。「あのネタ、インタビューで言ってたマンガからインスピレーション受けたのかも」なんていうのも楽しみ方のひとつかもしれません。もちろん、知らなかった芸人のネタに、ある日突然衝撃を受ける楽しさもありますが。

それに、自分と同じ趣味の人を発見したら、純粋に嬉しいし。

このインタビューから芸人に興味を持ち、なおかつお笑いライブに足を運んでくれたりしちゃったら、それはもう泣いて喜びます。

業界関係者の方が、何かのリサーチをかけた際にこのサイトに辿り着いた場合。情報は公開しているものですから、ご遠慮なくじゃんじゃんお持ち帰りください。そしてたまに私のことを思い出してくれると嬉しいなあくらいの。そしてごくたまに、お仕事のお話をしていただけるともっと嬉しいなあくらいの感じです。

現在は、毎週金曜日21:00に更新、1組の芸人を前後編の2回に分けてお送りする予定です。すみません、スローペースで。予算と時間の兼ね合いで、こんなもんで許してください。

仕事柄、急に忙しくなることもあるんで、休載の週もあるかもしれません。逆に連載ペースが上がるときは、このサイトが何かお金になりそうなとき、もしくは本業の仕事が激減してヒマになったとき。

ゆくゆくは大手ニュースサイトやスマホのニュースアプリなんかに載っちゃったりなんて、野望もありつつ。

とにかく、このサイトのために安くねえカメラも買ったし、ゆっくりだけど続けていこうと思いますんで、末長く楽しんでいただければ幸いでございます。

2020年1月 大輪貴史